ロンドンの現代美術館であるテートモダンに行く方向けに、アクセス・作品と建物の見どころ・料金・予約要否に加え、マップや作品紹介アプリ、カフェや展望台についても書いています。
写真はこちらでもたくさん掲載しています。
テートモダンの場所と テートモダンへのアクセス
テムズ川沿いのセントポール大聖堂の対岸真向かいに位置します。セントポール大聖堂とは歩行者のみが通れるミレニアムブリッジで結ばれています。
以前発電所を改築したというユニークな生い立ちの美術館で、館内の所々にインダストリアルなデザインを感じることができ、作品以外に建物そのものも楽しめます。
JubileeラインSouthwark駅が最寄り駅ですが、District and CircleラインのBlackfriars駅、CentralラインのSt Paul’s駅から歩けます。1km程度歩くことになりますが、天気が良ければSt Paul’sからミレニアムブリッジを渡って行くルートがおすすめです!テートから見たSt Paul大聖堂です。
また、なんとボートでのアクセスも可能です。テートブリテンとテートモダンを結ぶThames clippersというボートに乗って、テムズ川クルーズと美術館を一気に楽しむのも素敵ですね。 https://www.thamesclippers.com/
料金・予約
入場料は常設展については無料で予約不要です。なお、筆者が2023年4月と2024年2月に訪れた際には待ち時間ゼロで入場できました。
展覧会は10ポンド程度で、事前にオンラインでチケットを購入して訪問することをおすすめします。2023年〜2024年にかけて開催されている草間彌生展は連日チケットが売り切れているようでした。
展覧会チケットの購入はこちらのオフィシャルページリンクから可能です。https://www.tate.org.uk/whats-on
テートモダンの展望台
展望台と明示されている訳ではないものの、 テートモダンを構成する2つのビルのうちの1つであるBlavatnikビルの10階からのロンドン都心の眺めがとても美しいと評判です。4階の展示を見終わったらそのままエスカレーターで一番上まで行くのが良いでしょうただ、筆者が訪れた2024年2月中旬の日は閉まっており、天候や時期によっても閉まっている可能性がある点ご留意ください。 https://www.tate.org.uk/visit/tate-modern/level-10
テートモダンのカフェ
The Corner at Tate Modernというテートモダンのミュージアムカフェは使い勝手が良くておすすめです。筆者は着いた時にはすでに2時間ほど歩き回り疲れていたので、真っ先に1階(入口のある地上階)のこのカフェに駆け込みました。
軽食、ケーキ、コーヒーはもちろんのこと、カクテル・ワイン・ビールが楽しめるバーカウンターもある!
アルコールメニューがミュージアムカフェとは思えないほど豊富でした。
https://www.tate.org.uk/visit/tate-modern/corner
また、その日のクラフトビールラインナップはオンラインでもチェック可能です。https://untappd.com/v/corner-cafe-and-bar/12022589
ハイチェアもあり、PCで作業している地元の人も見受けられます。
川沿いの景色やセントポール大聖堂が見れる席はもちろんのこと、発電所跡というダイナミック感と入り口付近の巨大オブジェを臨む中側の席も素敵でした。
テートモダンの常設展の見どころと印象に残った作品
Roy Lichtenstein (リヒテンシュタイン)
Marcel Duchamp (デュシャン): Fountain
Fred Wilson: Flag
Jenny Holzer: Blue Purple Tilt 2007
Media Networks
いずれも解説が横に記載されているので、現代アートが分からなくて不安…という方も安心して楽しめると思います。
テートモダンの作品以外の建物内の見どころ
入り口の2つのオブジェは圧巻です。
発電所のインダストリアル感がたまらない、タンク!
螺旋階段までも素敵です。
館内マップ
2ポンド支払う、もしくは5ポンドや10ポンド寄付して紙のマップを入手することもできますし、オンラインで確認することもできます。
https://media.tate.org.uk/aztate-prd-ew-dg-wgtail-st1-ctr-data/galleries/TM_map.pdf
テムズ川沿いの絶好のロケーションにある テートモダンにてアート鑑賞、建物そのもの、カフェやクラフトビールを楽しんでいたらあっという間に半日くらい過ごせてしまいそうですね!
コメント